無機建材事業部
シリケートハードナーJP
特長
表面強化とは
シリケートハードナーJPを表面に散布・塗布するとコンクリート表層に浸透し、水分の蒸発とともに細孔を塞ぎます。その後、表面はシリケートハードナーJPの硬化物に覆われます。コンクリート内部のシリケートハードナーJPは、セメントのカルシウムと反応を続けコンクリートと完全に一体化します。
低コストタイプで、幅広い場所で活躍
耐摩耗性が向上し、摩滅による粉塵の発生を軽減
コンクリート表面に対し「耐摩耗性」を付与します。
耐摩耗性(テーバー摩耗試験)
摩耗減厚
摩耗減量
モルタル(27~33N/mm2コンクリート表層のモルタル想定)に各種強化材を塗布。
試験条件:摩耗輪GC150H/荷重2.5N(250g) 1,000回転
※データは弊社試験データであり保証値ではありません。
コンクリートの表層を強化
耐摩耗性を向上させ、フォークリフト走行など日々のご使用による床の消耗を防ぎます。
コンクリート素地 経過状態の一例
コンクリート素地(試験体)
フォークリフトなどの走行で床面が荒れる
粉塵発生・汚れ付着
表面強化材塗布 経過状態の一例
表面強化材塗布(試験体)
フォークリフトの走行による摩耗を抑制
床面の荒れを防ぐ
OAフロア二重床支持脚にもしっかり接着
試験データ
| 接着剤 | 終局荷重 〔N/本〕 |
剥離応力 〔N/mm2〕 |
試験条件 |
|---|---|---|---|
| ルビロン302 | 797 | 1.43 |
被 着 体: JIS規格品コンクリート平板(60mm厚 300×300mm) 支柱サイズ: ベースプレート(3.2mm厚 100×100mm) |
| ルビロン155 | 867 | 1.56 |
※上記試験結果は試験室において、コンクリート平板(JIS規格品)を下地として試験した結果であり、保証値ではありません。
実際の施工現場においては下地コンクリートの表面性状(強度、脆弱層、堆積している粉塵など)により、接着性に影響が生じる場合があります。
また、シリケードハードナーJPの余剰分の拭取りが不十分の場合、接着剤が付着しにくくなる傾向があります。
無毒・無臭の安心床材
水性タイプで毒性が無く、刺激臭がありません。安全な作業環境で施工できます。
求められるグレードに合わせた2つの仕様と工法
毎日、多くの荷物を取り扱う大型物流倉庫。
その床に求められる特性を実現する、2つの仕様と工法を用意しました。
いずれもコンクリート本来の風合いを生かしつつ、表面を改質して強度と耐久性を高めることが可能。
コストパフォーマンスにすぐれた床仕上げです。
求められるグレードと建設工事のタイムスケジュールにあわせて、お選びください。
施工・納まり
スタンダード仕様
健全な新設コンクリートに対して、耐摩耗性を付与します。
フォークリフトが頻繁に走行する倉庫・工場の土間やスラブにおけるコンクリート素地の表面改質(コンクリート表層にあるモルタル層の補強)に適しています。
スタンダード仕様B工法
(コンクリート仕上げ押さえ=機械ゴテ仕上げ)※実際の仕上がりと異なることがあります。
- ※上記図の工程(作業内容・順序・日数など)には変更が生じることがあります。
- ※施工の詳細は打ち合わせにより、ご提案させていただきます。
- ※施工に必要な水・電気などは、現場にて無償貸与をお願いします。
ポリッシュ仕様(管理商品)
スタンダード仕様に特殊研磨(ポリッシュ)を入れることで、より緻密で滑らかな表面を持つ良質な床を作り上げる工法です。
物流倉庫や工場など、産業用途のコンクリート素地による床仕上げで、機能・外観とも最良の工法です。
ポリッシュ仕様B工法
(コンクリート仕上げ押さえ=機械ゴテ仕上げ)※実際の仕上がりと異なることがあります。
- ※ポリッシュ工程の実施タイミングは、保湿養生を5日以上確保したうえで、乾燥期間を14日以上確保し、コンクリート材令が28日以上経過したタイミングを基本とします。
- ※ポリッシュ工程は「ABCポリッシングパッド」(レジンパッド)を用い、1~2工程を基本としています。
- ※ポリッシュの工程数が増える場合は、施工費に加算されます。
- ※上記図の工程(作業内容・順序・日数など)には変更が生じることがあります。
- ※施工の詳細は打ち合わせにより、ご提案させていただきます。
- ※研磨機の動力として、60KVA発電機が必要となります。施工に必要な水・電気などは、現場にて無償貸与をお願いします。
表面強化材 選定表
施工場所や用途に応じて、「セラミキュア」「エルキュア」「データフロアコート」「シリケートコート」もご用意しています。
詳しくは各商品ページをご覧ください。
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セラミキュア
[屋内・屋外] |
エルキュア
[屋内・屋外] |
データフロア コート [屋内] |
シリケート ハードナーJP [屋内・屋外] |
シリケート コート [屋内] |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 性能 | 摩耗減厚(mm) JIS K 7204 GC150H 2.5N(250g) 1,000回転 |
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| 滑り抵抗係数 (C.S.R値)※1 |
乾燥面 | 0.75~0.77 | 0.72~0.76 | 0.72~0.76 | 0.67~0.77 | 0.70~0.76 | |
| 水+砂面 | 0.62~0.67 | 0.59~0.64 | 0.51~0.55 | 0.50~0.56 | 0.40~0.45 | ||
| 導電性絶縁抵抗値※2 | 1.0×107Ω未満 (コンクリート 同等) |
1.0×107Ω未満 (コンクリート 同等) |
1.0×107Ω未満 | 1.0×107Ω未満 (コンクリート 同等) |
1.0×107Ω未満 (コンクリート 同等) |
||
| 用途 | 防塵性 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | |
| 耐摩耗性の向上 (健全コンクリート) |
◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ||
| 二重床支持脚接着剤 との相性 |
× | × | ○ | ○ | × | ||
| ラインズマンとの接着 | △※3 | ○ | △※3 | △※3 | △※3 | ||
| 帯電抑制 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ||
◎ 最適(用途に対してより高い性能を備えている商品)
○ 適切(用途に対して十分な性能を備えている商品)
△
要相談(お問い合わせください)
× 使用不可
性能の比較の評価(◎、○、△、×)は部位に対する使用可否の目安です。商品同士の比較ではありません。
- ※1一般的に滑り抵抗係数が0.4以上あると滑りにくい床とされています。
- ※2導電性は現場における実測値です。施工場所の環境により、数値は異なります。
- ※3ラインズマンを塗布する場合、目荒し処理が必要になります。また、雨がかりや結露するエリアでは接着性が低下する可能性があります。
規格・価格
メンテナンス
日常のお手入れ
1. ゴミ、ホコリの除去
ダスターモップ、フロアモップなどで砂やホコリを取り除き、その後、モップで水拭きや水洗いしてください。
2. 汚れの除去
水拭きで落ちにくい汚れは、フロアーブライトクリーナーの100倍希釈液でモップ拭きしてください。
3. 油の除去
床に落ちたオイル、グリースなどは長時間放置せず、その都度ウエスやペーパータオルで拭きとってください。
汚れがひどい場合
1. 床の洗浄
- ●油汚れ・泥汚れ
フロアーブライトクリーナーやフロアーブライトオイルクリーナーの希釈液を用いて、床を洗浄します。(希釈液は汚れの状況に応じて変えてください。) - ●タイヤのスリップ痕
タイヤマーククリーナーの希釈液を用いて床を洗浄します。- ①希釈液をジョウロで床面に散布し、2~3分放置します。
- ②ナイロンパッド、ナイロンブラシを付けた電動ポリッシャーで洗浄します。
ナイロンパッドは黒、茶、緑、青色などを用いてください。
2. 汚水の除去
洗浄時に出た汚水は、バキュームクリーナー、ゴムレーキで除去し、きれいなモップで1~2回水拭きします。フロアーブライトクリーナーは、特殊な洗剤のため濃度が薄い場合には水洗いする必要はありません。
3. 床の乾燥
洗浄、水拭きの終わった床は十分に乾燥させます。夏場30分、冬場60分以上乾燥させてください。この時、床面乾燥機、送風機を用いると早く乾きます。
4. 磨き(ツヤ出し)
床面が乾燥した後、ポリッシャーに白パットなどを取り付けて磨きをかけるか、バフィングマシンをかけると床面のツヤが回復します。
性能データ
| 試験項目 | 結果 | 試験方法 |
|---|---|---|
| 耐摩耗性 | 摩耗減厚 0.22mm 摩耗減量 1.43g |
JIS K 7204 テーバー摩耗試験機 摩耗輪 GC150H 2.5N(250g) 1,000回転 |
| すべり抵抗係数 (C.S.R)※1 |
乾燥面:0.67~0.77 水+砂面:0.50~0.56 |
JIS A 1454 斜め引張り型すべり試験機 |
| 二重床支持脚 接着強度 |
接着剤 ルビロン 302 引き倒し終局荷重:797N/ 本 剥離応力:1.43N/mm2 |
支持脚引きたおし試験 ※2
シリケートハードナーJP0.10kg/m2塗布 |
| 接着剤 ルビロン 155 引き倒し終局荷重:867N/ 本 剥離応力:1.56N/mm2 |
- ※1一般的にすべり抵抗係数が0.4以上あるとすべりにくい床とされています。
-
※2被着体:コンクリート平板(60mm、300×300mm)、支柱サイズ/ベースプレート:100mm角、ベースプレート厚:3.2mm、ボルト径:17.3mm、支柱高さ:300mm
上記の試験データは試験施設において、JIS 規格コンクリート歩道平板上に塗布したシリケートハードナーJPと支持脚用接着剤との接着性を確認した結果であり、コンクリートの補強効果を表したものではありません。実際の施工現場においては下地コンクリートの表面性状(強度、脆弱層、堆積している粉塵など)により、接着性に影響が生じる場合があります。事前にテスト施工にて確認してください。 - ※クリーンルームまたはその周辺の場合は、帯電防止塗り床材をご検討ください。
- ※試験性能は実験室における測定値及び平均値になります。試験体の作成方法、養生などにより結果は異なります。
備考
管理商品は、床材の性能を十分に発揮するために施工環境と施工技術の管理をお願いしている商品です。弊社では、日頃より研修会などを実施し、施工管理において高い技術水準を維持していただける施工業者様をご紹介しています。詳しくはお問い合わせください。
仕上がりについて
仕上がりに関しては、施工対象となるコンクリートの表面性(色、質感)と同等となります。
表面強化材を塗布することのみで色、ツヤなどの外観的要求を付与することはできません。
- ●下地は、十分に強度の出るコンクリートとし、表面も機械ゴテや騎乗式機械ゴテで平滑になるように入念に押さえ込んで仕上げてください。下地コンクリートの仕上げを良好にすることで美しい仕上がりにつながります。
- ●施工後長期間に渡り化学反応を続け、床面を使い込むことで効果がより高くなります。
- ●コンクリート練り混ぜ水として地下水を用いる場合には、硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムなどの塩類を含まない水を使用してください。これらの塩類がコンクリート表面に結晶として多量に析出する場合があります。
- ●製品改良のため、予告なく性能・仕様を変更する場合があります。
- ●クリーンルームやその周辺への施工には不向きです。
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