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カルシウム補給・アルカリ回復性能強化剤プラスCa

(無機建材事業部)

無機建材事業部

プラスCa

コンクリートの長寿命化を助ける強化剤

中性化したコンクリートにケイ酸塩系表面含浸材だけを施工しても、効果は十分に発揮されません。
ケイ酸塩系表面含浸材の前処理としてカルシウムを付与し効果を促進します。

特長

ケイ酸塩系表面含浸材の効果を促進

劣化したコンクリートに不足しているカルシウム(Ca)を補う前処理材です。

メカニズム

アルカリ回復

プラスCaは、水酸化カルシウムが枯渇したコンクリートにカルシウムを付与します。表面含浸材とプラスCaが反応することにより、C-S-Hゲルを生成します。C-S-Hゲルは25%ほどを水酸化カルシウムが占めているため、pH値があがりコンクリートのアルカリ性が回復されます。

コンクリートのロングライフ対策

コンクリートを長寿命化させる方法のひとつとして、表面含浸材があります。
そのなかでも、ケイ酸塩系はコンクリート内の水酸化カルシウムと化学反応し、プリン状ゲルをつくることで、劣化因子からコンクリートを保護します。

しかし、経年劣化したコンクリートは水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が少なくなります。排気ガスなどに含まれる二酸化炭素(CO2)と結合し、炭酸カルシウム(CaCO3)などへ変質しているからです。
また、新設コンクリートでも混合セメントの場合、絶対的なセメント量が少ないため、水酸化カルシウムが不足する可能性があります。

コンクリートを長寿命化させるためには、水酸化カルシウムの量をいかに多く保つかが重要となります。

規格・価格

備考

  • ●施工仕様書をご確認のうえ、正しく安全にご使用ください。
  • ●製品改良のため、予告なく性能・仕様を変更する場合があります。

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