災害対策

耐震・免震

全方位に最大900mmの可動を実現

耐久性、耐候性にすぐれた素材を採用したエラストマータイプの全方位追従型の免震Exp.J.C.です。
全方位に最大900mm可動を実現しました。
樹脂ならではの柔軟性により、可動時に本体カバー材のせり上がりによる危険性を回避できます。

三次元振動台試験機により、振動台実験を実施

一般社団法人日本免震構造協会(JSSI)の「免震エキスパンションジョイントガイドライン」に定義されている実験方法に対し、いち早く取り組み振動台実験を実施。性能指標の最上級のA種をクリアしています。

※振動台実験とは振動台にて製品に加振を与え性能を確認する実験。
振動台:100cm/sec以上の高速加振や地震動の再現加振ができ、上下動や回転成分などを含んだ加振ができるもの。
一般社団法人 日本免震構造協会(JSSI)「免震エキスパンションジョイントガイドライン」より

性能指標 確認方法 使用箇所(参考)
A種 設計可動量まで損傷しないことを振動台実験により確認する 避難通路
人・車の通行の多い箇所

A種は日本免震構造協会(JSSI)「免震エキスパンションジョイントガイドライン」における最上級の性能指標。
大地震後にも機能を確保し、無補修で継続使用可能であることを振動台試験により確認しているもの。

上記対応建材

大地震後の調査でも脱落・損傷はなし

熱可塑性エラストマータイプの全方位追従型Exp.J.C.です。

対応可動量:全方位に50%

対応クリアランス:100~600mm

※床タイプの対応クリアランスは100・200mmです。

意匠性

Exp.J部のクリアランス内部にスッキリ納まります。

EU-100/EU-150

納入実績

2021年に2,000件を突破

三次元振動台試験機により、振動台実験を実施

自社所有の振動台実験により日本免震構造協会(JSSI)基準のA種をクリアした極めて高い可動追従性能

耐震構造用のExp.J.C.として免震構造用Exp.J.C.の最上級の性能指標であるA種の加振実験(加振回数50回以上)をクリアしました。
難しい理屈抜きで全方位に追従するので、複雑な取合部分にも対応可能です。

EU-200 振動台可動実験

EU-400 振動台可動実験

破壊試験

設定可動量以上の可動においてもネジ固定部の破損にとどまり、脱落には至りませんでした。

柔軟な素材自体が伸縮する極めてシンプルな構造。役物不要の一体型が可能ですので脱落リスクが少なく安全性が保てます。またアルミに比べ35%程度の比重素材。本体は水に浮くほど軽く柔らかい素材なので、下地への負担が少ないうえ、万一の二次災害の危険性も低減します。

気密性は最上級のA-4等級以上

「JIS A 4702」「JIS A 4706」を参考に気密性能試験を一般財団法人 建材試験センターにて実施。

エラストマー本体は、直線部最大25mまでジョイントレス。
コーナー部も工場溶着にて、これら直線部とシームレスに一体化できます。
クリーンルームで使用されるエアタイトドアは一般にA-4等級線をクリアする気密性能が基準とされています。アーキウェイブ(EU-200)はこのA-4等級よりも大幅に高い気密性能があります。

上記対応建材

ノウハウと実績に裏付けされた免震性能

地震時に生じる全方位における徹底的な実地震波検証を実施し、944件(2022年3月現在)を超える実績とそのノウハウに裏付けられた金属製免震Exp.J.C.です。

三次元振動台試験機により、振動台実験を実施

性能指標の最上級のA種をクリアしています。

上記対応建材

改修時の耐震化対策

無収縮グラウト材 鉄骨柱下無収縮モルタル

1956年の発売以来、高い信頼を得て、公共建築の採用実績を誇る無収縮モルタルシリーズです。
改築の耐久補強のための鉄骨ブレースや、増設壁と躯体との間にノンシュリンクを流しむことで建物の耐震化を実現。
非金属系・金属系を取り揃え、建物に合わせた使用が可能です。
なかでも、標準タイプのノンシュリンク ライトグラウトは一般社団法人公共建築協会の評価品になっています。

流動性試験・圧縮強度試験ムービー

上記対応建材