厚膜型帯電防止水性硬質ウレタン系塗り床材コンダクトハード

※
- ※種類・濃度による
静電気による引火、防爆対策床としても効果を発揮
フォークリフト走行にも耐える硬質ウレタン樹脂系帯電防止塗り床材
人体帯電圧50V以下(ストロ-ル法)衝撃に強い強靭な塗膜を形成する帯電防止塗り床材です。
化学薬品工場やプロパンガス倉庫などにも最適です。
ホコリなどによる静電気障害を防止するとともに耐久性にもすぐれ、一般的な塗り床材と比較した場合、ランニングコストを1/5以下に削減することができます。
主な適用場所
- ●静電気対策が必要な電気電子工場
- ●印刷工場
- ●化学薬品工場など防爆対策が必要な製造工場
- ●弾薬庫
- ●プロパン倉庫
- ●危険物倉庫などの防爆施設
特長
すぐれた導電性
漏洩抵抗2.5×104~1.0×108Ω未満(印加電圧500V)
人体帯電圧50V以下(ストロール法)
フォークリフト走行にも耐える耐久性
耐衝撃性・耐久性にすぐれ、一般的な塗り床材と比較した場合、ランニングコストを1/5以下に削減することができます。
耐摩耗性
耐久性試験を行ない、2,000回転終了時の表面状態も異常はなかった。
回転摩耗促進試験(加圧・ひねり)
コンダクトハードの上に800kgの荷重を加えた硬質ウレタンゴムタイヤ(硬度ショアA93)を載せ、試験体(床材)本体を回転させ、塗膜の状況を観察した。

安全性
臭いや毒性のない水性タイプ
消防法対応の難燃性
文部科学省「学校環境衛生の基準」指定6物質はもとより、厚生労働省指針13物質を使用しないVOC13物質対策タイプ。
性能データ
物理特性(硬さ以外は28日養生後の結果)
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | |
---|---|---|---|
漏洩抵抗(接地間抵抗) | 2.5×104~1.0×108Ω未満 | 絶縁抵抗計,印加電圧500V | |
人体帯電圧 | 50V以下 | ストロール法 | |
硬さ[ショアD] | 78 | JIS K 7215 デュロメーター硬さ | |
付着強さ N/mm2 | 2.0以上※ | 建研式接着力試験器 | |
すべり抵抗係数 (C.S.R) |
乾燥面 | 0.70 | 斜め引張り型すべり試験機 すべり片:ゴムシート 硬さ:72~80 厚さ:3~6mm |
水+砂面 | 0.43 | ||
耐衝撃性 | 60回異常なし | 1m・1kg 鋼球落下 | |
難燃性(酸素指数) | 26以上 | JIS K 7201 |
- ※下地コンクリート破壊。下地コンクリートの強度により異なります。
施工事例

・
工法図
設置方法
アースの接地箇所を半径15m以内としています。
- アースの設置方法
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- ●アース板の取り付けにあたっては、事前に関係者と打ち合わせを行なってください。
- ●アース板へのリード線取り付け工事は、塗り床工事終了後に行なってください。
- アースの設置間距離
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- ●複数のアースを起点として、半径15m以内にすべての床面が入る位置にアースを設置してください。
- ●アース板の設置は部屋の大きさにかかわらず2箇所以上とってください。
- アース板設置例(18秒)
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※床はケミコンダクトREです
カラー
価格
取得資格
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(社)日本建築仕上材工業会 F☆☆☆☆ |
消防法対応(高分子材料燃焼試験 酸素指数 26以上)
ISO 14001 審査登録工場で製造された製品です。
メンテナンス
- ●クリーンルーム内でのワックスの使用はお客様のご判断にてお願いいたします。
備考
- 仕様について
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- ●本商品は床材としての性能発現のために特別な施工管理と詳細な打ち合わせを必要としますので、担当営業までお問い合わせください。
- ●AGV走行床への施工にあたっては、誘導方式・埋設方法・仕上色などについて事前の内容確認、打合わせを必要としますので、別途お問い合わせください。
- ●電磁式・磁気式の誘導システムの場合は事前確認を必要としますので、別途お問い合わせください。
- 施工について
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- ●本商品は施工上特別な管理を必要とするため、弊社による事前講習を受講した施工業者による施工となります。
- ●塗り床の端部処理とコンクリート打設処理についてはお問い合わせください。
- 関連塗料
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●幅木用塗料:
コンダクトハード幅木用カラー
- ※屋内用薄膜型水性アクリル樹脂系です。
- ※コンダクトハードに合わせた3色を用意しています。
- ※帯電防止性能はありません。
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●幅木用塗料:
ご相談ください
使用条件・工法の選定・価格など
お気軽に専門スタッフにご相談ください!
塗り床は使用する場所に見合った機能性とトータルコストを同時に検討し、コストパフォーマンスを向上させます。より満足いただくには「使用する場所」「イニシャルコスト」「ランニングコスト」のバランスが重要です。
使用条件・工法の選定・価格についてなど、まずはお気軽に専門スタッフにご相談ください。
