水性型着色トップコートニューキュアコートF
硬質床に着色する水性型の硬質床用ワックス
工場や倉庫などに使われているカラクリートやフェロコン、フェロコンハード群、ラガーハード群などの硬質床専用の水性型メンテナンス材です。また、幅木の色合わせとしてもご使用いただけます。
主な適用場所
カラクリート、フェロコン、フェロコンハード群、ラガーハード群、スムースコートなどのメンテナンスに。
車両走行頻度が高い場合、フロアーブライトシーラーまたはフロアーブライトSをおすすめします。
特長
- 簡単作業で床に着色
- 缶を開け簡単な撹はん後、刷毛やローラー刷毛で塗るだけで硬質床を着色します。
- 水性のため、臭気対策が不要
- ほとんど臭気はなく無毒で不燃。臭気対策などの必要がありません。
- 短時間で歩行可能
- 施工後、約12時間の乾燥で人の歩行が可能です。(20℃の場合)
カラー
カラクリート、フェロコン、フェロコンハード群、ラガーハード群、スムースコートの全色に対応しています。
色番号でご発注ください。
取得資格
(社)日本塗料工業会 F☆☆☆☆ |
規格・価格
施工・納まり
1.清掃・洗浄
床のチリやホコリを掃除機などできれいに取り除きます。その後、フロアーブライトクリーナー、フロアーブライトオイルクリーナーの希釈液を使って、ナイロンブラシまたは、ナイロンパットをつけたポリッシャーで床面を洗います。
2.汚水除去・水拭き
汚水をゴムレーキやバキュームクリーナーで除去した後、濡れモップできれいに水拭きします。
3.ニューキュアコートF/NSの塗布
処理の終わった床は、十分に乾燥してください。その後、刷毛やローラー刷毛で塗布します。塗布回数は下地の吸い込み・隠ぺい性により、1~2回とします。
※新設のコンクリート床では気乾養生28日間とし、ケット水分計ココHI-500の場合、コンクリートレンジで5%以下になるまで乾燥させてください。
4.乾燥養生
風通しを良くし、十分に乾燥させてください。人の歩行は約12時間以降、車やフォークリフトの走行は約24時間以降から可能です。(20℃以上)
※乾燥が十分でないと水がかりにより色落ちを起こす可能性があります。
メンテナンス
日常のお手入れ
- ●ダスターモップ、フロアモップなどで砂やホコリを取り除き、その後モップで水拭きしてください。
- ●水拭きで落ちにくい汚れは、フロアーブライトクリーナー100倍希釈液でモップ拭きしてください。
また、油汚れにはフロアーブライトオイルクリーナー各種を、タイヤ痕の除去にはフロアーブライトタイヤマーククリーナー、鉄さびの除去にはフロアーブライト鉄さびクリーナーを使用してください。 - ●汚れたり、摩耗してきたら上記の処理後、ニューキュアコートFを再塗布してください。
備考
- ●ニューキュアコートFは、弊社硬質床仕上材の色番号でご注文ください。
- ●ニューキュアコートFは厨房・食品加工工場・自動車整備工場など常時、水・湯・油・溶剤などがかかる場所には施工できません。
- ●ニューキュアコートFは屋外への施工ができません。
- ●施工仕様書をご確認のうえ、正しく安全にご使用ください。
- ●製品改良のため、予告なく性能・仕様を変更する場合があります。
ご使用上の注意
- ●使用前に材料をよく振って(撹はんして)均一にしてから使用してください。
- ●シート被覆(保湿・保護の養生)が行なわれている場合は、シートをはがしてから、所定の乾燥養生を行なってください。室内環境・気温によっても乾燥は異なるので極力、乾燥期間を長くとってください。(換気も行なうようにしてください。)
- ●湿度の高い場合(80%以上)や、気温が5℃以下の際は、施工しないでください。
- ●風通しが悪い場合には、乾燥が遅れ、場合によっては色ムラを起したり、剥離しますので送風機などで風を送って乾燥を促進させてください。
- ●材料のしずくをそのままにしておきますと色が濃く残ります。必ず直ちに拭きとってください。
- ●作業に使用した用具はすべて水洗いできます。
- ●材料は、密栓して保管してください。一度缶から出した使用残りの材料は元の缶には戻さないでください。
- ●ローラー塗布は塗り跡が目立つ場合があります。
- ●フォークリフト走行によって摩耗します。(特に急ブレーキ、急ハンドルなど床に負担がかかる操作を行なった場合、顕著に生じます。)
- ●摩耗粉が長尺シートや塩ビタイルに付着すると、変色させることがあります。また、コンクリートなどに付着すると汚れますので、出入口には吸塵マットを敷いて持ち込みを防止してください。
- ●ゴムタイヤの可塑剤などの成分により変色、はがれが生じることがあります。
ゴム汚染について
塩ビなどの合成樹脂や合成ゴムに長時間接触すると、それらの成分の影響で黄色~褐色の変色や軟化、べた付きや、はがれが発生する場合があります。(ゴム製品の接触で起こるので、この現象をゴム汚染と言い、接触を防止する以外防ぐことができません。)タイヤや塩ビシートなどが長時間接触しないように配慮してください。