水性型トップコートリジットコート

耐油性にすぐれ汚れ付着を低減する水性コーティング材
車両の走行にも耐えうる高耐久仕様
特長
- ●耐すり傷性や光沢度の維持にすぐれています。
- ●耐油性があり、鉱物油や動植物油などにも安心です。
- ●高耐久性のためメンテナンス回数を減らすことが可能です。
- ●落ち着いたツヤのある仕上がりとなり、高品位なグレード感のある仕上がりとなります。(ツヤ消しにも対応しています。)
- ●水や油の吸込みを低減します。
- ●水性タイプのため、溶剤臭の発生がありません。(独特の臭気はあります)
施工・納まり

①1回目塗布

②2回目塗布
カラー
ツヤ消しタイプ
クリアタイプ、着色タイプともにツヤ消し仕様に対応しています。
仕上げ例
下地:ラガーハードSL#8

左:クリアタイプ
右:クリアタイプ ツヤ消し

左:着色タイプ
右:着色タイプ ツヤ消し

素地(ラガーハード#8)
耐ヒールマーク試験

リジットコート

従来ワックス
フロアーポリッシュ耐ヒールマーク試験(JIS K 3902)
目視にてヒールマーク付着状況を評価する。
物理特性
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | |
---|---|---|---|
硬さ(鉛筆法) | 2H | JIS K 5600引っかき硬度 | |
摩耗試験 | 3.1mg (100回転) |
JIS K 7204 CS-17 荷重1,000g |
|
すべり抵抗係数 (C.S.R) |
乾燥面 | 0.75 | 斜め引張り型すべり試験機 |
水+砂面 | 0.59 | ||
鏡面光沢度60° | 19.4 | JIS K 5600 鏡面光沢度 |
規格・価格
メンテナンス
日常のお手入れ
- ●ダスターモップ、フロアモップなどで砂やホコリを取り除き、その後モップで水拭きしてください。
- ●水拭きで落ちにくい汚れは、フロアーブライトクリーナー100倍希釈液でモップ拭きしてください。
また、油汚れにはフロアーブライトオイルクリーナー各種を、タイヤ痕の除去にはフロアーブライトタイヤマーククリーナー、鉄さびの除去にはフロアーブライト鉄さびクリーナーを使用してください。 - ●汚れたり、摩耗してきたら上記の処理後、リジットコートを再塗布してください。
備考
- ●ゴムタイヤの可塑剤などの成分により変色、はがれが生じることがあります。
- ●塗装面に貼った粘着テープやラインテープの撤去時に塗膜が剥離することがあります。
- ●防炎シートや作業台の滑り止めなど「軟質塩ビ」素材およびゴム素材のものと長時間接触すると塗装の変色、軟化、剥離が発生する場合がありますので、ご注意ください。
ご使用上の注意
- ●使用前に材料をよく振って(撹はんして)均一にしてから使用してください。
- ●シート被覆(保湿・保護の養生)が行なわれている場合は、シートをはがしてから、所定の乾燥養生を行なってください。室内環境・気温によっても乾燥は異なるので極力、乾燥期間を長くとってください。(換気も行なうようにしてください。)
- ●湿度の高い場合(80%以上)や、気温が5℃以下の際は、施工しないでください。
- ●風通しが悪い場合には、乾燥が遅れ、場合によっては色ムラを起したり、剥離しますので送風機などで風を送って乾燥を促進させてください。
- ●材料のしずくをそのままにしておきますと色が濃く残ります。必ず直ちに拭きとってください。
- ●作業に使用した用具はすべて水洗いできます。
- ●材料は、密栓して保管してください。一度缶から出した使用残りの材料は元の缶には戻さないでください。
- ●ローラー塗布は塗り跡が目立つため施工を避けてください。
- ●フォークリフト走行によって摩耗します。(特に急ブレーキ、急ハンドルなど床に負担がかかる操作を行なった場合、顕著に生じます。)
- ●摩耗粉が長尺シートや塩ビタイルに付着すると、変色させることがあります。また、コンクリートなどに付着すると汚れますので、出入口には吸塵マットを敷いて持ち込みを防止してください。
- ●ゴムタイヤの可塑剤などの成分により変色、はがれが生じることがあります。
ゴム汚染について
塩ビなどの合成樹脂や合成ゴムに長時間接触すると、それらの成分の影響で黄色~褐色の変色や軟化、べた付きや、はがれが発生する場合があります。(ゴム製品の接触で起こるので、この現象をゴム汚染と言い、接触を防止する以外防ぐことができません。)タイヤや塩ビシートなどが長時間接触しないように配慮してください。