耐震構造用エキスパンションジョイントカバーアーキパンションセミオーダーシリーズ

セミオーダータイプのExp.J.C.です。想定車両重量・クリアランス・可動量などの設計条件をもとに、Exp.J.C.の厚み、仕様を設定します。
特長
セミオーダータイプのExp.J.C.です。想定車両重量・クリアランス・可動量、表面の仕上げなどの設計条件をもとに、ご要望に応じた仕様でExp.J.C.を設計できます。
- ●本体カバーが金属板材のカバープレートタイプやフラットプレートタイプ。よりシンプルな納まりで、様々な荷重や可動の条件に対応ができます。
- ●石タイルや木デッキなどの厚物の仕上げ材を貼りこむことができるモルタルシップタイプ。
内部の補強グレーチングが荷重に対応します。さらに先端の見切り材に特殊防滑塗装を施すことで抜群の防滑性と金属が目立たない仕上げ材との意匠に配慮できます。 - ●グレーチングとチェッカープレートを組み合わせたチェッカプレートタイプ。使用条件の厳しい車路にも対応ができます。
主な適用場所
- ●物流倉庫施設などのスロープ部
- ●ショッピングセンターやオフィスビルの多層駐車場や地下駐車場
- ●緊急車両が通過する場所など
- ●重量が大きな車両の通行や通行頻度が高い建物
- ●表面の仕上げや意匠に配慮したい建物
施工事例

MIYASHITA PARK(東京都)

国立代々木競技場 附属棟 耐震改修工事(東京都)
断面図
カバープレートタイプ

フラットプレートタイプ

モルタルシップタイプ

チェッカープレートタイプ

- ※上記は、参考納まりです。想定車両重量・クリアランス・可動量に応じて設計いたしますので、お問合せください。
- ※上記は、クリアランスに対し50%の可動量の仕様です。
- ※強度、取付、使用上の注意については注意事項をご参照ください。
オプション
特殊防滑塗装「FCコート」
床Exp.J.C.の先端部分への特殊防滑塗装「FCコート」(オプション対応)を新たに開発。床の仕上材となる天然石やタイルと同系色の塗装が可能で、景観と馴染ませることができます。安全性に配慮したすぐれた防滑性能と高い耐摩耗性を備えています。

規格・価格
お問い合わせください。
メンテナンス
アーキパンションは耐食性にすぐれていますが、長期間に渡り放置しますと、表面に塵や埃、塩分等が付着し、点状の腐食(点食)を起こし美観を損なうことがあります。いつまでも美しさを保つには、定期的な清掃、手入れをおすすめします。また、不具合な腐食が発生した場合、そのまま放置されますと安全面でも危険な場合も考えられますので、定期的な点検保守管理を行ってください。環境条件により汚れ方も異なりますので、掃除および点検の頻度は下表を参考にしてください。外壁タイル等の酸洗いを行う場合は、アーキパンションの施工前に行うか、アーキパンションに酸が付着しないよう十分に養生を行って下さい。
メンテナンスの目安
立地条件 | 清掃回数 | 定期点検(2年目以降) |
---|---|---|
臨海工業地帯 | 1~2回/年 | 年に1回 |
海岸・工業地帯 | 1回/年 | 年に1回 |
市街地 | 0.5~1回/年 | 年に1回 |
田園地帯 | 0.5回/年 | 年に1回 |