2023年06月16日

耐衝撃性と耐久性にすぐれた塗り床材に
自動車整備場専用の新工法を追加

 建材の開発、製造、輸入、販売を行う(株)エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:東川 茂樹)は、硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ビューコート®」に、自動車整備場ならではの床トラブルに対応した専用工法を追加しました。

 自動車整備場の床は、重量物の走行や工具などの落下による衝撃など、日々多くの負荷がかかります。そのため、一般的に高い耐衝撃性を持ち、割れや欠けなどのトラブルが生じにくい床材が求められます。

 「ビューコート」は適度な柔軟性がある硬質ウレタン樹脂系の塗り床材です。落下物の衝撃に強く、塗膜が破損しにくいことから、1999年の発売以降、自動車整備場のほか食品や製薬工場などで広く採用されています。しかし、一部の自動車整備場のシャッター付近やリフター周りなどでは、雨水を受けた外部のコンクリートや、定期的な清掃によりアングル周りから水が浸入することがありました。その侵入した水は蒸発する際に塗膜を持ち上げ、膨れの原因となっていました。

 本工法は、水による膨れが特に発生しやすい自動車整備場に特化した工法です。新たに開発した専用下塗り材が、下地に密着して水分上昇を抑制し、膨れの発生を抑えつつ、耐衝撃性のある床を実現します。また、下塗り材を使用することで、従来工法よりも1~2日の工期短縮が可能となり、改修現場にも適しています。オプションのトップコートを使用することで、直射日光が当たる場所でも、紫外線による変色やタイヤ痕などの付着を抑制し長期間美観を保つことが可能です。

 当社では新工法を含む当製品の今年度販売目標を5億円とし、自動車整備工場のほか印刷工場や薬品工場など生産施設への提案を継続していきます。

工法図

工法図

厚さ:約2.3mm
①下地
②プライマー
③ベースコート(専用下塗り材)
④プライマー
⑤上塗り

※オプション(トップコート)

水膨れ促進試験

水膨れ促進試験

材工設計価格

15,900円/m2(300m2以上基準)

※オプション(トップコート)は別途費用

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