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水浄化剤ウォータークリーナー

(無機建材事業部)

無機建材事業部

ウォータークリーナー

ウォータークリーナーは建築現場の洗浄作業で出た混濁液や着色液、エマルション廃液中の混濁原因物質を分離して、廃液中の浮遊物質を低減させる処理剤です。カラクリート工事やコンクリート工事などで出た廃液や、床洗浄時に出た洗浄廃液にウォータークリーナーを0.2~0.4%混入し撹拌するだけで浮遊物質が凝集沈殿し、「外観上の着色や濁り」を低減させる事ができます。

主な適用場所

  • ●カラクリートやフェロコン施工時の工具類洗浄時に出る色の付いた洗浄液の透明化と浮遊物質減少
  • ●コンクリート打設時に発生する工具類洗浄混濁水の透明化と浮遊物質減少
  • ●フロアーブライト施工時に発生するモップ洗浄液の処理
  • ●フロアーブライトを剥離したときに出る色廃液の処理
  • ●セラミキュアやシリケートハードナーJPの施工時に出る床洗浄廃液の処理
  • ●鉄さびクリーナー、タイヤマーククリーナー等の廃液処理
  • ●その他

商品写真

ウォータークリーナー商品写真

使用例

廃液に対して0.2~0.4%添加で下記の効果が得られる。
(100リットルの廃液に対して200~400㏄の添加)

フロアーブライトS(硬質床用メンテナンス カラーワックス)
塗布後の施工具洗浄廃液の浄化

カラクリート(セメント系硬質塗り床材)
施工道具・金鏝洗浄廃液の浄化

メンテナンス クリアーワックス
モップ洗浄液の浄化

黒のりを剥離させた後の廃液の浄化

鉄さびクリーナー廃液の浄化

規格・価格

使用方法

1.ウォータークリーナーの混入

廃液に対して0.2~0.4%程度を混入してください。

■混入量の目安

廃液の量 ウォータークリーナーの混入量
20L程度 40~80cc
50L(タルバケツ1杯) 100~200cc
100L(ドラム缶半分) 200~400㏄
200L(ドラム缶1杯) 400~800㏄

事前確認:

廃液0.5~1Lにウォータークリーナーを混入して必要量を測定しておくと、本処理時に便利です。

2.攪拌

2.攪拌

混入後、ウォータークリーナーが廃液全体に行き渡る様に十分に攪拌してください。
量が多い場合には攪拌機を用いてください。
(写真は攪拌羽根の形状)
バケツの20~30リットル程度の量であれば「ヘラ」などでの攪拌も可能です。

3.静置

3.静置

攪拌が終わったら、そのまま20~30分程度静置してください。
静置中に水と浮遊物が分離します。

4.分離排出

上澄み液排出時には袋脱水(麻袋、土嚢袋などを通してから排出する事)又はウェスなどを通して排出してください。

  • ●廃液は現場内排水処理施設に排出してください。
  • ●沈殿物や浮遊物は産業廃棄物として廃棄してください。

備考

  • ●使用前には「MSDS」「施工仕様書」「製品ラベル表示」等の関連書類を確認し、安全にご使用ください。
  • ●ウォータークリーナーは酸性薬品ですので、取り扱い時には耐酸性保護手袋と保護メガネを装着してください。
    目に入ると刺激や損傷のおそれがあります。
  • ●塩素酸塩類(次亜塩素酸ソーダ、漂白剤、さらし粉など)と混合・接触すると有毒な塩素ガスを発生しますので混合厳禁です。
  • ●自治体の条例等の規制により建設工事で発生する排水(建設工事排水)は、直接公共用水域に排出する事はできません。
    ウォータークリーナーで処理した廃液は現場内の排水処理施設に排出してください。現場内の排水処理施設に排出する時の浮遊物質量などの詳細条件は元請等の管理者と協議してください。
  • ●日常の清掃管理で出た廃液を処理する場合や店舗改装などの小規模改装時に発生する廃液の場合には、スラップシンクを経由して下水道や浄化槽へ排出してください。排出に当っての詳細条件は元請等の管理者と協議してください。

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