2023年01月13日

高性能防音壁「e-WOOL(イーウール®)防音パネルFS」新発売
~遮音性・耐候性を向上させ、表面はフラットな仕上がりに。~

施工写真

施工写真

 建材の開発、製造、輸入、販売を行う(株)エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:東川 茂樹)は、高性能防音壁「e-WOOL(イーウール)防音パネル」に、遮音性・耐候性を向上させた「e-WOOL防音パネルFS」を発売しました。

 2020年度、総務省が制定した典型7公害の中で、苦情受付件数が最も多いものが「騒音」です。省エネ改修や災害対策のため、空調設備や発電機などの設置が近年増加しており、これらから発生する低周波音による苦情が増加傾向にあります。

 新たに発売した「e-WOOL 防音パネルFS」は、従来の「e-WOOL 防音パネル」よりも遮音性・耐候性を向上させた複合型の防音パネルです。外側表面には板厚1.6mmの溶融亜鉛メッキ鋼板を使用することにより、D-35相当の遮音性能を実現。さらにフッ素樹脂焼付塗装することで耐候性も向上、長きにわたりご使用いただけます。パネル内部には、ポリエステル繊維の多孔質構造吸音材「e-WOOL」を使用。吸音性・透水性にすぐれており、雨水の侵入による劣化も防ぐことができます。

 表面は、フラットな仕上がりです。さらに、パネルの上下端部は凹凸形状で、縦に2段連結する場合は、ジョイント部を嵌合して施工します。そのため、面精度が高くなり、段差のないフラットで一体感のある空間を生み出します。開口部には、パネルと同様の塗装を施した「e-WOOL防音パネルFS用ドア」を使用し、均一な防音効果を保つことが可能です。
 施工は、専用取付金具で胴縁に固定するだけ。パネルの重量は19.4kg/m2と軽量なため2人で持ち運びができ、特別な機械や技術は必要なく簡単に施工可能です。施工前には、設置条件や目標減音量に合わせた防音効果のシミュレーションも行なっています。

 当社では3年以内の売り上げ目標を5千万円とし、空調設備や発電機、商業施設、立体駐車場などの騒音対策のため、普及に努めてまいります。

断面図(2段連結仕様 抜粋)

断面図(2段連結仕様 抜粋)

遮音性能試験

中心周波数(Hz) 125 250 500 1,000 2,000 4,000
透過損失(dB) 26.9 30.2 36.6 43.8 48.3 53.2

【試験方法】
JIS A 1416 実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法

※上記遮音性能は、試験値であり、保証値ではありません。

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