ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：東川 茂樹）は、天然石+難黄変ウレタン樹脂系舗装材「パークコートストーン」に、新たな「洗い出し工法」を追加しました。

　一般的に「洗い出し工法」とは、セメントに砂利などの骨材を入れて塗り広げた後、完全に硬化する前に水で洗い流し、砂利を露出させる日本の伝統的な左官仕上げの一つです。人力による水洗いは、職人への肉体的負担が大きく、仕上がりは職人の技術に左右され、比較的施工が難しいと言われています。

　「パークコートストーン」は、天然石をウレタン樹脂で強固に接着した舗装材です。新たに追加した「洗い出し工法」は、土間コンクリートの上に天然石を用いた樹脂モルタルを施工し完全硬化した後、目詰め材をコテで塗り伸ばします。その後、目詰め材が半硬化したタイミングでポリッシャーを用いて天然石表面を露出させます。一般的な「洗い出し工法」と異なり、人力による水洗いが必要ありません。施工を機械化することにより、職人への肉体的負担が軽減します。さらに施工中の廃水を最小限に留めることが可能なため、環境にもやさしい工法です。仕上がりは、既存の「モルタル工法」に比べ、伝統的な和の趣があり、日本建築や公園、遊歩道のほか、商業施設の屋内・外にもおすすめです。

　当製品の3年以内の売り上げ目標を3千万円としており、今後も多様な空間への提案を継続していきます。