ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：佐村 健）は地震の二次災害を防ぐ軽量格子天井「かるてん_®abcコファ」に、木目柄をラインアップしました。

　「かるてん_®abcコファ」は、パネルと格子のブレードで構成された格天井（ごうてんじょう）デザインの軽量天井シリーズです。パネルは一般的に天井材として使用される石膏ボードの約10分の1の重量（0.7kg/m²）の軽量素材「かるてん_®」を使用しています。そのため、地震などの災害による影響で、万が一、天井材が脱落した場合でも怪我などのリスクを軽減します。格子ブレードはこれまでの15mm幅のブレードを40mmへ変更し、施工時にパネルを曲げて差し込む施工手間を減らしました。

　パネルのカラーはホワイトとブラック、また格子ブレードはホワイトとブラックのほか木目柄のウォールナットカネルとクラシカルオークを追加し、組み合わせのラインアップを7種に増やしました。

　安全面では、ルーバーを含め天井質量が2kg/m²以下のため、国土交通省が定める重大な被害を生じるおそれのある天井「特定天井」に該当しません。

　当社では、格子ブレードに新色2色が加わった軽量格子天井「かるてん_®abcコファ」の当面の売上目標を2億円とし、美術館やホテル、商業・公共施設などさまざまな空間に提案していきます。また今後も人々の安全を守る軽量天井が天井のスタンダードとなるように、安全性とデザイン性の高い工法の開発に注力します。