2018年10月05日

建物を地震から守る建築部材エキスパンションジョイントカバーに断熱仕様を追加

断熱機能イメージ
断熱機能イメージ

建材の開発、製造、輸入、販売を行う(株)エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:佐村 健)は建物が地震などで受ける衝撃を緩和するエキスパンションジョイントカバーに断熱性能を付加し、建物全体の省エネルギー性能向上に貢献する断熱仕様を11月以降に新たに追加予定です。

※発売当時は11月以降の発売を予定しておりましたが諸般の事情に伴い、2019年4月頃の発売となりました。

環境省では地球温暖化対策の一環として公共施設で涼をとる「クールシェア」を推奨しております。それらの建築物は、2015年に公布された「建築物省エネ法」により省エネルギー性能の向上が求められており、今後の新築建造物には更なる対策が求められると予測できます。

また、建築物は地震などの外力から受けるダメージを最小限に抑えるために、あえて構造体を切り離して建てられることがあります。切り離された構造体の隙間をエキスパンションジョイントカバーと呼ばれる建築部材で覆い、構造体同士を接続します。この隙間はカバー材で覆れていますが、断熱対策はこれまで考慮されない傾向がありました。

断熱性能試験(左:耐熱仕様 10mm 右:押出法ポリスチレンフォーム 25mm)

断熱性能試験(左:耐熱仕様 10mm 右:押出法ポリスチレンフォーム 25mm)

この度、新たに追加した断熱仕様のエキスパンションジョイントカバーを施工することで、構造体の隙間に断熱性能を与え、建物内外の熱伝達を防止します。断熱性能試験では基準の厳しい北海道の「壁」に求められる熱貫流率0.35W/m2・Kを満たしています。また、耐火仕様と合わせて施工することにより、省エネルギーかつ地震や火災から建物を守ることが可能となります。
(断熱性能試験:温度差をつけた試験室の低温室側から、赤外線カメラにより表面温度分布を測定した。)

当社は建物の隙間の断熱性能を向上させる製品を耐震対策と合わせて提案することにより、安心かつ快適な建物作りへ貢献します。

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