水性硬質ウレタン系塗り床材タフクリートMH
※
- ※種類・濃度による
厨房や食品工場で安全・安心な環境を実現し、生産効率向上に貢献
蒸気洗浄にも耐えるすぐれた耐熱性と適度な防滑性、さらに抗菌性を備えたシームレス工法です。
通常防滑で3種類の工法を用意しています。
商品ムービー
タフな床で現場の安全・安心を実現!(音声入り)
主な適用場所
- ●厨房
- ●食品工場
- ●冷凍(下限-30℃)・冷蔵庫
- ●熱水洗浄・蒸気洗浄を行なう床など
特長
熱水に侵されない120℃まで対応可能な耐熱床※
-
・
熱水や蒸気洗浄による床の膨張・収縮に耐え、はがれにくい床に仕上がります。
※高温水の床との接触耐性は、温度・時間(量)・頻度により大きく変わります。
高温水接触には上記情報をいただき、床材の選定を行なう必要がありますのでお問い合わせください。
わずか一晩(10時間)での床改修を実現
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業務終了後から工事を始め、翌朝にはいつものように業務が行なえます。
※施工時間は施工面積50m2における一般的な場合です。
下地の状況や調理器具の配置状況、環境条件などにより異なります。
適度な防滑性
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適度な防滑性ですべりにくく、スリップ事故を未然に防ぎます。
薬品・消毒液・油などに強い床材
厨房・食品工場で求められる安全性
抗菌性
水性で無臭のため、臭い移りの心配がない
消防法対応の難燃性
防カビ性能
「MH-LR防カビB工法」は「JIS Z 2911 カビ抵抗性試験 プラスチック製品方法 B」という最難関の試験基準をクリア
文部科学省「学校環境衛生の基準」指定6物質はもとより、厚生労働省指針13物質を使用しない安全な床材
HACCP International 社認証マーク取得商品であり、食品製造工場における衛生管理をサポートする床材です。
景観性を重視する空間には「難黄変性」の工法
「ネオクリートLR工法」は、優れた難黄変性と耐候性を備え、変色が起こりにくいため、厨房の床が見えるオープンキッチン型店舗や商業施設など、景観性を重視する空間にも適しています。
性能データ
物理特性
試験項目 | 試験結果 | 試験方法 | |||
---|---|---|---|---|---|
硬さ[ショアD] | 84 | JIS K 7215 デュロメーター硬さ | |||
付着強さ N/mm2 | 2.0以上※ | 建研式接着力試験器 | |||
すべり抵抗係数 (C.S.R) |
MH工法 | 乾燥面 | 0.85 | 斜め引張り型すべり試験機 すべり片:ゴムシート 硬さ:72~80 厚さ:3~6mm |
|
水+砂面 | 0.68 | ||||
MH-LR工法 | 乾燥面 | 0.89 | |||
水+砂面 | 0.73 | ||||
刷毛引き 高防滑工法 |
乾燥面 | 0.90 | |||
水+砂面 | 0.71 | ||||
耐衝撃性 | 60回異常なし | 1m・1kg 鋼球落下 | |||
温冷繰り返し試験 | 10000サイクル異常なし | 95℃5分⇔10℃10分の 熱水冷水繰り返し |
|||
難燃性(酸素指数) | 26以上 | JIS K 7201 |
※下地コンクリート破壊。下地コンクリートの強度により異なります。
抗菌試験データ(抗菌活性値)
菌名 商品名 |
タフクリートMH |
---|---|
大腸菌 | ≧2.0 |
サルモネラ菌 | ≧2.0 |
O-157 | ≧2.0 |
抗菌試験:JIS Z 2801 に準じて、供試品に菌液を滴下し、ポリエチレンフィルムで被覆し35℃保存。24時間後の生菌数を測定し、生菌数と滴下直後の菌数から抗菌活性値を算出する。抗菌活性値が2.0以上のとき、抗菌効果があるものと判断する。
カビ抵抗性試験
製品 | 工法 | 判定方法 |
---|---|---|
塗料製品 | MH工法 | 0 試料又は試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない |
プラスチック製品 方法A | MH工法/MH-LR工法 | 0 肉眼および顕微鏡下でカビの発育は認められない |
プラスチック製品 方法B | MH-LR防カビB工法 | 0 肉眼および顕微鏡下でカビの発育は認められない |
[試験方法]
JIS Z 2911 塗料製品試験およびプラスチック製品の試験(方法A/方法B)に準拠。
※塗料製品試験
グルコース/無機塩寒天培地上に試料を貼付し、5菌株の混合胞子懸濁液を接種する。温度26℃/湿度95 %で1週間培養し、肉眼および顕微鏡で観察し、カビの発生度を判定する。
※プラスチック製品の試験(方法A)
シャーレに試料を設置し、5菌株の混合胞子懸濁液を接種する。温度29℃/湿度95%以上で28日間培養し、試料表面を目視または実態顕微鏡で観察してかび抵抗性を評価する。
※プラスチック製品の試験(方法B)
グルコース/無機塩寒天培地上に試料を貼付し、5菌株の混合胞子懸濁液を接種する。温度29℃/湿度95%以上で28日間培養し、試料表面を目視または実態顕微鏡で観察してかび抵抗性を評価する。

MH工法

MH-LR防カビB工法
耐熱水衝撃性
[試験方法]
試験体(床材)に95℃の熱水5分 ⇔10℃の冷水10分を1サイクルとした温冷繰り返し試験を行なった。

試験結果の比較
タフクリートMH | 10,000サイクル異常なし |
---|---|
エポキシ樹脂ペースト工法(2mm) | 100サイクルで塗膜表面にひび割れ発生 |
MMA樹脂モルタル(5mm) | 1,000サイクルで塗膜表面にひび割れ発生 |
施工事例


工法図
刷毛引き高防滑工法
油が床に付着しても、滑り難い仕上げです。
※転倒を完全に防止するものではありません。
厚さ:約6mm
①欠込目地(10×10mm)
②上塗+表面調整
※欠込目地は5m以下の間隔で必要です。
幅木
見てる風動画
建材の質感を、動画でリアルに体感!(27秒)
カラー
紫外線による変色(例)

#2455
※#2455は特に変色度が大きくなります。直射日光の当たる場所では短期間で変色します。
- ※太陽光・殺菌灯・水銀灯など、紫外線が直接床に照射されると変色が起こります。
なお、変色が発生してもタフクリートMHの機能性能へは影響ありません。 - ※照明を紫外線非含有タイプのLED光源にすることで変色の進行を遅らせる効果が期待できます。
紫外線量に関しては各照明機器メーカーにお問い合わせください。 - ※比較的短時間で変色する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
価格
取得資格
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HACCP International 社認証マーク取得商品であり、食品製造工場における衛生管理をサポートする床材です。 |
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(社)日本塗料工業会 F☆☆☆☆ |
消防法対応(高分子燃焼試験 酸素指数26以上)
器具及び容器包装試験(合成樹脂)の溶出試験を実施済
備考
- 仕様について
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- ●LR工法の防滑の粗さ、細かさの程度は自在に調整できます。
- ●刷毛引き高防滑工法は、防滑目にバラツキが発生します。
- ●温床線上は、下地と使用環境の温度差によって不具合が発生する場合がありますので、詳細はお問い合わせください。
- ●重量物走行などの耐久性についてはお問い合わせください。
- ●塗り床の端部処理とコンクリート打継処理についてはお問い合わせください。
- 表記について
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- ●「低臭」は測定値に基づく表記であり、臭いの感じ方には個人差があります。
- ●「非含有」「含有しない」の表記は公的機関の放散速度試験の結果、検出限界以下であることを表したものです。
ご相談ください
使用条件・工法の選定・価格など
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塗り床は使用する場所に見合った機能性とトータルコストを同時に検討し、コストパフォーマンスを向上させます。より満足いただくには「使用する場所」「イニシャルコスト」「ランニングコスト」のバランスが重要です。
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