2010年11月26日

東京国際空港(羽田)第2旅客ターミナルビルリニューアルに採用されたABC商品群

年間6,200万人を超える人々が利用する首都圏の空の玄関口、羽田空港の第2旅客ターミナルビルが2010年10月13日より増床オープンしました。
出発・到着ロビーが現在の約2倍の広さになり、ご利用になるお客さまの利便性・快適性が、ますます向上しました。さらに広く、便利に生まれ変わった第2旅客ターミナルビルに採用されたABC商会の商品群をご紹介いたします。

空間のアクセントに光天井「アートシェード」

出発前にゆったりとすごしていただくANAラウンジや、乗客が利用するセキュリティゲートの天井には、光天井「アートシェード」が採用されています。空間のアクセントになる柔らかな光を演出しています。R形などの特殊形状にも対応可能です。

写真:<ANAラウンジ>
アートシェード Vバネタイプ

カウンターには美しさと機能性を兼ね備えた「デュポンコーリアン®

NAラウンジの受付カウンター・ドリンクカウンター・洗面カウンター・什器には、自由な加工性、豊富なバリエーションをもつアクリル系人工大理石「デュポンコーリアン®」が採用されています。空間イメージにマッチするラグジュアリーな仕上がりになっています。

写真:<ANAラウンジ>
デュポンコーリアン®

左上:受付カウンター
レインクラウド

右上:ラウンジ丸テーブル
シエラオイスターグレー(廃番)

左:ドリンクカウンター/什器
モンタナエベレスト

左下:シャワールーム 洗面カウンター
グラーサホワイト

右下:男子トイレ 洗面カウンター/仕切り板
グラーサホワイト/トレンテグレー

機械室の床にはすぐれた防塵性をもつ「カラートップA」

機械室の床には、床からのほこりの発生をおさえる水性アクリル樹脂を使用した簡易防塵塗料「カラートップA」(5,000㎡)が採用されました。引火の心配がなく、臭いも毒性もないため安心してご利用できます。

フードコートの厨房床には「ケミクリートE ペースト防滑工法」

フードコートの厨房床には、耐薬品・防食性にすぐれた無溶剤形エポキシ樹脂系塗り床材「ケミクリートE ペースト防滑工法」(200㎡)が採用されました。薬品や食品などの物質に侵されにくく、シームレスで衛生的な床仕上げになっています。

新国際線旅客ターミナルビル・周辺施設にも多数の商品が採用されました。

場所 部位 商品名 ㎡数
P4立体駐車場 屋内床 塗り床材 ケミクリートE 防滑工法 38,000㎡
羽田全日空新第二号格納庫 ケミクリートE コーティング工法 800㎡
羽田機内食工場 シート床材 アルトロセーフティフロア VM-20 1,200㎡
CIQ棟 アルトロセーフティフロア D-25 900㎡
第2ターミナル駅南口改札
コンコース
屋内床 セラミックタイル マルミ IR4452M 460㎡
屋内壁 コロッソ 特注色 480㎡
新国際線旅客ターミナルビル
4階ANAラウンジ 通路・WC
屋内床 ユニバース UB364 100㎡
屋内壁 ライフ LK451 50㎡
国際ターミナル駅
(京浜急行電鉄)
屋内天井 光天井 アートシェード Vバネタイプ 38㎡

<写真>ANAラウンジデータ

インテリアデザイン 友澤 薫(NSD)
    橋口 幸平(NSD)
ライティングデザイン 堀江 徹(ホリテック)
インテリアデザイン 友澤 薫(NSD)
デザイン協力 グリーンプランター・滝什器 城本 栄治(パークコーポレーション)
    アートフラワー 大槻 寧(花太郎)
技術協力 中尾味佐子(カッシーナ イクスシー)

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