ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：東川 茂樹）は、プライマーと下塗を兼ねる水性下塗材「ベースコートAQ」を発売しました。

　近年、全世界でSDGsや脱炭素社会実現に向けての取り組みが活発化しており、建築業界においても例外ではありません。当社では、工場や倉庫などで使用される合成樹脂系塗り床材の水性化に向けて、新製品の開発、従来商品水性化の確立、ラインアップの拡充に取り組んでいます。

　この度発売した「ベースコートAQ」は水性タイプでありながら、従来の溶剤系プライマーと変わらない耐久性を実現した、環境に優しい下塗材です。臭気が少なく、毒物劇物・特定化学物質も不使用なため、施工者が安心して作業が可能です。非危険物のため消防法による、現場保管量に制限もありません。

　また、2024年4月から建設業にも「時間外労働の上限規制」が適用されました。長時間労働を是正しつつ、今まで通りの作業を行なうためには、業務の効率化が必要不可欠です。「ベースコートAQ」はプライマーと下塗を兼ねるため、硬化が早く、工期短縮を実現します。例えば、当社製品のエポキシ樹脂系塗り床材「ケミクリートE 流しのべコーティング工法」であれば、プライマー、下塗、上塗まで通常2日のところ、最短1日で施工が可能です。

　当社では、当製品の3年以内の販売目標を1億5千万円としています。環境・品質理念と方針のもと、環境配慮型・エネルギー効率の改善・持続可能な建築材料を主軸に、製品の開発・導入に努めてまいります。