ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：東川 茂樹）は、こども用施設向けの足洗い「フラップ足洗（そくせん）」と「ペティヨン」を発売しました。

　幼稚園や保育園などの施設では、裸足保育の観点から素足で外遊びをするケースが多くあります。遊び終わった際に使用する足洗い場の大半はモルタル製などの現場施工品です。現場施工品はデザインの自由度が高い一方で、湿式工法のため、乾燥させる必要があり一定期間工期が必要なうえ完成までに天候にも左右されるデメリットもありました。

　「フラップ足洗」は水栓ユニットと排水パンからなる成形品の足洗い場です。施工はコンクリートなどの下地にボルトで固定するので、現場施工品に比べ、短期間で施工することができます。水栓ユニットはアルミ型材と樹脂材を組み合わせた構造で、水栓内部のメンテナンスも可能。高さ100mmで段差が少ない排水パンはこどもが乗りやすく設計されており、転倒リスクを低減するノンスリップ加工を表面に施しています。
　また、以前から要望の高かった「手洗いシンクと併設したい」というお客様の声に応え、当社の屋外用手洗いカウンター「フラップ^®Coverシリーズ」と合わせたカラーラインアップとし、統一感のある手洗い場を実現します。

　「ペティヨン」は折りたたみ式ポータブル足洗いです。フランス語でぱちぱち水が跳ねる様子を表す「pétillant」から名付けられています。取り付け工事は不要で、水栓ホースに繋げるだけで足が洗えます。折りたたみ式で省スペースでの収納や持ち運びが可能。都市部の狭小施設でも有効的にスペースを活用できます。

　当社ではこどもの衛生習慣化を促進するためにも、使いやすく施工もしやすい足洗い場を幼稚園や保育園をはじめとしたこども用施設に提案していきます。