ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：東川 茂樹）は、汚れがつきにくく、落としやすいクリーンクロス「クリーンテックAL」を発売しました。

　一般的に食品工場や医療施設、研究所のクリーンルームなどでは、製品の品質や安全性を保つために、徹底した衛生管理が重要です。特に天井面は清掃がしにくく、スーパーマーケット等の調理場では、油煙で汚れがたまりやすいため、異物が混入するリスクの高い箇所といえます。そのため、施設内の設備だけではなく、床や壁・天井の建材にも高い防汚性や清掃性が求められます。

　今回発売した「クリーンテックAL」は、段差のないシームレスな仕上げで汚れやホコリを清掃しやすい壁・天井用クリーンクロスです。表面のフッ素系樹脂フィルムは耐水性を持ち、スチーム洗浄などのメンテナンスが可能。次亜塩素酸ナトリウムやエタノールなどの薬品に侵されにくい耐薬品性能を備えており、消毒薬などを使用する場所にも施工できます。
　さらに、クロスの中間層にアルミ箔を使用することで、従来品と比較し、耐久性が約10％向上しました。また、アルミ箔はガスバリア性と防湿性を備えるため、壁や天井の下地から発生するアウトガスや湿気を遮断し、クリーンな環境づくりに貢献します。

　当社では3年以内の売り上げ目標を１億円とし、衛生管理が求められる施設への普及に努めてまいります。