2018年05月25日

地震時の天井脱落対策に最適な軽量天井に新工法を追加
~天井の状況に応じた軽量化で安全性向上に貢献~

地震時の天井脱落対策に最適な軽量天井に新工法を追加 ~天井の状況に応じた軽量化で安全性向上に貢献~

建材の開発、製造、輸入、販売を行う(株)エービーシー商会(本社:東京都千代田区、社長:佐村 健)は地震の二次災害を防ぐ軽量天井「かるてん®abc天井システム」に新たに「かるてん® abcスクリュ」「かるてん® abcベイシック」の新工法をラインアップしました。

東日本大震災以降、建物の地震対策への関心は年々強くなっています。そのなかでも天井は、地震の際に脱落し二次災害に繋がる可能性が高い部材であるため、設計時での材料選定は重要とされています。また、「天井脱落対策に係る一連の技術基準告示」(国土交通省平成25年告示第771号他)において重大な被害を生じるおそれがある天井を「特定天井」とし、対策の喚起を促しています。

当シリーズは「天井の安全」に注力した軽量天井システムです。天井材は0.7 kg/㎡の軽量素材「かるてん®」を使用しています。「かるてん®」は寝具や車、飛行機のシートなどにも使用される柔軟なポリエステル製のタテ型不織布「V-Lap」を、ガラスクロスでサンドイッチすることで不燃認定を取得しています。
このたび新たに加わった「かるてん® abcスクリュ」は専用のアルミ下地に下からビス留めをする施工が容易な工法です。天井質量2kg/㎡以下のため、特定天井の対象外となります。
「かるてん® abcベイシック」は一般的な軽量鉄骨下地に、従来のボードと同様にビス留め施工する在来工法です。既存の下地を使用したまま、天井材のみの改修も可能とします。

新工法が加わったことにより、特定天井対策のみならず、様々な天井のニーズに応じた提案が可能となりました。商業施設や病院のロビーなど人が大勢集まる施設の安全性の向上に貢献していきます。

特定天井の5つの定義

[1]吊り天井
[2]天井高が6mを超える
[3]水平投影面積が200m2を超える
[4]天井面構成部材の重さが2kg/m2を超える
[5]人が日常立ち入る場所にある

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