融雪剤「トーカスSi」の使い方

融雪剤「トーカスSi」の使い方

手軽に使えて環境にもやさしい理想の融雪(氷)剤。
より効果的な使用方法をご紹介します。

使用の前に

準備するもの

①じょうろ ②ゴム手袋 ③計量カップ ④トーカスSi ⑤水道水

注意事項

屋外の路面専用の融雪(氷)剤です。車、ガラス、木部、アルカリに弱い下地には使用できません。アルカリ性のため、木部・塗装面などは変色・脱色する可能性があるため散布しないでください。

使用方法

①濃縮タイプの希釈

濃縮タイプは水道水で希釈して使用してください。
トーカスSi1に対して1.5倍の水の量(mL)で希釈してください。

希釈の分量

トーカスSi 500mL 水 750mL

②除雪

トーカスSiは、除雪後の凍結した路面に散布するのが最も効果的です。
そのため、除雪後の散布をおすすめします。

薄氷 すぐに融氷し、滑りにくい路面になります。
厚氷 氷が路面から離れ、除雪が楽になります。
圧雪 シャーベット状に変わり、滑りにくくなります。
再凍結しても温度が上がればシャーベット化しやすくなります。

③散布

濃縮タイプは希釈した液を、既調合タイプはそのままじょうろや噴霧器に入れ、除雪後に均一に散布してください。

使用可能な場所

コンクリート・アスファルト・磁気タイルなど

※雪や氷が溶けた後、白い付着物が残る場合があります。
白い跡が残った場合は水やブラシで洗い流してください。

一般的な散布量の目安

凍結面:約80mL/m2~ 積雪面:約250mL/m2

  • ※壁や塗装面等にかからないよう注意してください。
  • ※じょうろ等の形状により、上記散布量の目安は変わります。
  • ※地域や氷・雪の状況に合った散布量がわかるまでは、多めに散布してください。

使用例

駐車場

散布後、融雪され路面が見えているほか、翌日凍結せずに除雪が出来ることがわかります。

※赤枠内に散布しています

散布直後

散布後2時間30分経過

散布後4時間30分経過

散布翌日

除雪

除雪後

階段

凍結面に散布し、シャーベット化。滑りにくくなります。
翌朝も凍結することなく、簡単に除雪できます。

散布直後

散布後2時間50分経過

散布翌日

カタログを取り寄せる

  • 融雪剤(融氷剤)トーカスSi リーフ
    滑走路用に開発された塩化物を一切含まない融雪(氷)剤です。無塩のため、自然環境にやさしく、金属への影響もありません。発行年月:2022年12月

お問い合わせ

■掲載されている情報は発表当時のものであり、最新のものと価格、品番、販売終了など情報が異なる可能性があります。ご了承ください。

合わせてお読みください

建材活用ガイド