カテゴリ選択

クラック補修用注入材クラックシール

クラック補修用注入材 クラックシール

硬化時の収縮や不同沈下などにより、クラックが入ってしまうコンクリートやモルタルの床。従来のセメントペーストやエポキシ樹脂を使用する補修方法は手間がかかり、しかも満足に処理できないのが現状です。 「クラックシール」は、従来の手法に比べて手間がかからず、簡単に、しかも確実にクラックを補修することのできる、クラック補修用注入材です。

主な適用場所

  • ●コンクリート床のクラック充てん
  • ●カラクリート、フェロコンなどの硬質床のクラック充てん

特長

  • ●簡単に作業ができます。
  • ●施工後、約2~3時間で歩行できる速硬性タイプです。
  • ●やせがないため、5mmのクラックも一回の充てんで十分です。
  • ●クラックシールを充てんした後で、躯体の動きやコンクリートの乾燥収縮によって、目地部分に隙間ができることがあります。このような場合は、再度充てんしてください。

施工事例

クラックシール施工事例

カラー

クラックシールカラー

グリーン

クラックシールカラー

ブラウン

クラックシールカラー

グレー

取得資格

  • ●ISO 14001審査登録工場で製造された製品です。

規格・価格

試験データ

試験項目 結果 試験方法
圧縮・曲げ強度 圧縮強度 29.4N/mm2
曲げ強度 11.5N/mm2
JIS R 5201
アムスラー型万能試験機(材令28日)
接着強度 1.94N/mm2(下地凝集破壊) 建研式引張り試験機

施工・納まり

施工の手順

1.下地処理

1.下地処理

床面のクラック部分をダイヤモンドカッター、クラックカッター、サンダーなどで削り、汚れを除去し、きれいな下地を露出させます。その後、削り取った部分を電気集塵機で清掃してください。
下地処理が終了したら、刷毛などを用いてクラックを水で湿らしてください。

2.配合と混練

2.配合と混練

クラックシールは、「粉体部」と「液部」の2成分からなる反応タイプのため、必ずセット単位(粉体部0.35kgと液部0.15kg)で配合します。液部を適度な容器にあけ、粉体部を徐々に加えながらよく混練してください。
大口梱包(20kg/セット)は必ず小分けして使用してください。(20kgセットのままの量の混練は不可)

3.充てん

3.充てん

混練したクラックシールを、クラック部分に充てんします。クラックの幅よりも広く、床面よりも盛り上がるように流し込んでください。
(流動性が良いので、充てん量が少なかったり、盛り上げるように流し込まないとやせが出ます。)

  • ※クラック幅が5mmより大きく、深い場合には2度にわたって作業してください。
  • ※流し込む時は、紙コップやプラスチックコップを利用すると便利です。
  • ※充てん時にクラック幅よりはみ出した部分が、薄いしみや痕跡として残る場合があります。
    これを減少させるためには、クラック周辺のマスキングを行なってください。
4.仕上げ

4.仕上げ

充てん後、下記の時間を目安に放置してください。

  • ●気温5℃の場合   2~5時間
  • ●気温20℃の場合 1~2時間

放置後、クラックからはみ出し、盛り上がった余剰の「クラックシール」を、スクレーパーなどで床面と同じレベルに削り取ります。
(充てん面をチェックし、やせがある場合は再充てんしてください。)

5.養生

5.養生

施工終了後は約24時間、養生してください。
(なお歩行は「クラックシール」を削り取った直後でも可能です。)

※弊社フロアーブライトシーラーや市販のフロアーワックスをクラックシールの表面に塗布すると、汚れが付きにくくなります。

備考

  • ●施工仕様書をご確認のうえ、正しく安全にご使用ください。
  • ●製品改良のため、予告なく性能・仕様・カラーバリエーションを変更する場合があります。

ご使用上の注意

  • ●混練した「クラックシール」は、10分以内に使い切ってください。
  • ●余剰分を削るときはNTカッターの刃など刃先の鋭い刃物を用い、ゆっくりと丁寧に行なってください。皮すきなど、刃先が丸いものは使用しないでください。
  • ●クラックシールを充てんした後で、躯体の動きやコンクリートの乾燥収縮によって、目地部分にすき間ができることがあります。このような場合は、再度充てんしてください。
  • ●1.下地処理の水湿しの替わりにセット中の液部を用いて刷毛塗りすることも可能です。この場合、液部0.15kgで50~100mの施工可。(ただし、そのセットは使えなくなります。)

カタログを取り寄せる

このページと同一カテゴリの商品です。