外装目隠しルーバーの選び方

今回は、外装ルーバーの選び方と題して「デザインプラン」と、 用途・コスト・特長から選ぶ「選定早見表」の2つを挙げてみました。
外装目隠しルーバーの選定の際、ぜひ参考にしてください。

 

外装デザインプラン

目隠しパネルは、従来「目隠し」としての面構成による機能特性や、「遮光」としての機能特性が求められてきました。
今、その基本的な機能特性だけでなくさらに、発展した使い方が期待されています。
それは、壁面意匠の重要なアクセントとして、ファサードデザインに積極的に取り込もうというものです。
オーソドックスな使い方から新しい試みも含め、3つの視点から目隠しパネルの可能性について検証してみました。設計を行なう際の参考資料としてお役立てください。

<ファサード表現プラン(1)〜壁面構成として>
壁面の構成パターンは建築のイメージを大きく左右します。
そこで基本的な構成パターンを軸に事例を分類し、そのデザイン特性を比較してみました。

1.ヨコ強調

現場名:伊勢丹立川店
商品名:ブリンカースBLF-80

ヨコ強調の意匠表現は「積み重なり」のイメージが安定したファサード表現として多くの事例が見られます。
開口部・庇が織り成すシャープなラインにより、ヨコの広がりを強調します。
特にヨコ強調の場合、雨仕舞いに対処しつつ、庇や軒の凹凸に配慮しながら、ファサードデザインへ活かしていく工夫が必要となります。

2.タテ強調

現場名:NTT WN北茨城
商品名:ブリンカース特注

高層ビルのそびえ立つイメージを強調するタテ強調は、様々な外壁面とルーバーのコンビネーションで表現されます。
アルミパネルの壁面中にスリット的に組み込んだり、大開口のカーテンウォール部との対比構成などにより縦方向に、縁を切ることで、高さを強調したり意匠的に壁面の切替を強調したりします。

3.ブロック

現場名:松坂屋銀座店
商品名:ブリンカース特注

ブロックでの構成は、ヨコとタテの複合型になります。
主に単層窓の壁面や大開口部の周縁の外壁を門型に配し、縁を切って構成する手法です。
囲まれた部分を異素材で張り分けたり、少しくぼんだ表現にする事により、ファサードに奥行きを感じさせたり、正面性を強調したりする事ができます。

4.全面構成

現場名:海部町役場庁舎改築工事
商品名:インターサイト

全面に展開される構成は、主にテナントビル・住宅など、採光機能を要求される施設用途に使われます。
その緻密なラインの集積により構成される壁面は、機能性のみならず意匠的に都市的なモダンな印象を感じさせます。


<ファサード表現プラン(2)〜使用用途として>
目隠しパネルの主な使われ方として、換気機能と意匠性を同時に要求される施設用途において、使用されます。その代表例を用途別に分類しました。

1.外部階段の事例

現場名:国立岡山病院
商品名:ブリンカースBLD-50

外部階段は外部に張り出したものから、内部に取り込まれ壁面と同化させたものなど意匠設計、状況によりタイプがあります。
この場合も、壁面とイメージの切替をおこなう場合や、逆に同化させる場合など、建築全体のプランの中で調和を図りながら計画されます。

2.屋上カバーリングの事例

現場名:大分県立看護大学
商品名:ブリンカースBLD-50

ビル建築の最上部は、建築全体の意匠上も重要な部位です。
空調の室外機や、貯水タンクなどを、ファサードのイメージを壊さないようにカバーする事が重要です。
ファサードのイメージと同化させる場合や、逆にトップアクセントとしてカバーするなどの設計プランを要求されます。


<ファサード表現プラン(3)〜機能別に>
1.庇機能の事例

現場名:山梨県立大学
商品名:エーラインZ4815

2.風騒音対策の事例

現場名:都市発展記念館・江上コレクション
商品名:ブリンカースBLW-100

 

ABC商会 外装目隠しルーバー 選定早見表

お探しの外装目隠しルーバーが、用途や固定方式、設計価格で選定できる表です。

(1)ブリンカース

(2)A-Line

(3)インターサイト


(4)ブリンカースST

(5)フレクサラム

用途 固定方式 材料設計価格
(約 千円/m²)
商品名・商品概要
(商品名をクリックすると、詳しい内容が御覧いただけます)
・高層
・中層
・低層
ボルト固定 30.0〜66.2 (1)ブリンカース
全18タイプの多彩なパネル。(特注デザインも対応可能です。要相談)
アルミ押出形材に板ナット固定。
機能性、意匠性、耐候性にすぐれ、十分な強度と安全性があります。多くの実績があります。
・中層
・低層
パーゴラ工法
(両端固定)
66.9〜
91.6
(2)A-line(エーライン)
取付角度を変えることにより、採光量や視界の調整が可能。裏面(室内側)からの意匠性も優れています。
・中層
・低層
パーゴラ工法
(両端固定)
117.0〜
167
(3)インターサイト
最大幅600mm、最大長3,000mmの大胆なスリットを演出するビックサイズ。斬新かつ個性的な建築デザインが可能です。もちろん、庇材・目隠材としての機能も十分です。
・中層
・低層
クリップイン方式 18.0〜26 (4)ブリンカース ST
アルミ押出型材+クリップイン方式による簡単施工で、面格子のイメージを一新。豊富なパネルで様々なニーズに対応。
・中層
・低層
クリップイン方式 9.5〜
18.7
(5)フレクサラム
アルミ曲板材+クリップイン方式による簡単施工。
豊富なカラーバリエーションを持つ。
不燃材 認定番号 NM-8394

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2004.1.1掲載

■掲載されている情報は発表当時のものであり、最新のものと価格、品番、販売終了など情報が異なる可能性があります。ご了承ください。

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