ニュースリリース

　建材の開発、製造、輸入、販売を行う（株）エービーシー商会（本社：東京都千代田区、社長：東川 茂樹）の取り扱う発泡ウレタンフォーム「防蟻フォーム」がリニューアルしました。

　2025年度以降、すべての建築物において省エネ基準適合が義務化となり、より高水準な省エネ性能が建築物に求められています。そこで必要となるのが、断熱性の確保です。「インサルパック」は、断熱性・気密性・作業性にすぐれた現場発泡型の断熱材です。用途に合わせた豊富なラインアップで、住宅やビル・マンションの狭小部における壁面・天井・床下への吹き付けや、床と柱などの取り合い部、配管等の貫通部、サッシまわりなどに断熱・気密補助材として使用されています。その中でも「防蟻フォーム」は、インサルパックの性能はそのままに、シロアリが嫌う防蟻剤とペパーミントオイルを配合しているため、基礎断熱などの隙間をふさぎ断熱性を確保すると同時に、シロアリの侵入を抑制。2015年の発売以降、木造建築の基礎周りに有効な断熱材としてご愛顧いただいています。

　この度、「防蟻フォーム」は、従来のノズルタイプから、「ノズル&ガンタイプ」にリニューアルしました。ノズルタイプは使い切りで手軽に施工できる反面、フォーム吐出量調整の難しさがありました。本製品は専用ガンを使用することで吐出量の調整が可能になり、さらにカートリッジに残った液は再度使用できるため、施工性の向上や廃棄物の削減に繋がります。用途に応じて、2種類の使用方法で施工が可能です。

　当社では2023年度の販売目標を１億円とし、木造建築の断熱性・気密性の確保、シロアリ被害防止のため、普及に努めてまいります。